ようこそお越しくださいました。
きっと、扇風機の風を強くする方法をご所望でこのページを訪れて下さったのだと思います。
はい、あります。扇風機の風を強くする方法が。
しかし期待しないでください。これからお伝えする2つの方法は、いずれも拍子抜けする手段だからです。
方法1 「弱」「中」「強」ボタンのうち、「強」にする。
そう、たいていの扇風機には、「弱」「中」「強」とか「1」「2」「3」など、風量を調節するボタンがあります。
それを「強」あるいは「3」にしていただくことで、風は強くなります。
方法2 大型の扇風機に代える
今よりも大型の扇風機を使うことで、馬力がありますし、羽も大きいため、風は強くなります。
あの、、、
どうでしょうか。。。
きっと拍子抜けをしていただいたと思います。。。
結論から言えば、今お手元にある扇風機の風を強めることは、できません。
そりゃまあ、自作のモーターを入れて煙を吐きながらものすごい羽根の回転数を実現させるとかするのでしたら可能ですが、そんなトガった方法ではなく、普通の方法でうまいことやって風を強くすることはできません。
なぜなら、それが今お手元にある扇風機の能力だからです。
ですから、諦めてください、とは当社は言いません。
風を強くすることはできませんが、扇風機の個の能力(本田。懐かしい)を最大限に発揮できる方法ならあります。
それは、
風を体に直接当てず、少し上を向けて首振りにする方法
です。
つまり、気流を作る、かっこよく言いましたが、要は室内の空気を動かすことで体感的にだいぶ涼しくなるからです。
現実問題、いくら風が強くてもその風を自分に当て続けることはできません。
ずっと風が当たる一か所にいられるわけではありませんし、本当にずっと当たっていたら乾きます。
いっぽうで、空気を動かすことを目的にすると一か所に居続ける必要もありませんし、かっさかさに乾くこともありません。
たしかに、暑い室内で直接風に当たることに比べたら快適度は下がるかもしれませんが、実際の問題を考えると、風を体に直接当てず、少し上を向けて首振りにする方法のほうが現実的です。
それでも、
「いや、しかし、暑っついしね。涼をとりたいしね」
ということでしたら、身も蓋もありませんが、エアコンです。そんなあなたに必要なのは、そりゃあもうエアコンです。
扇風機は風を起こす機械です。
エアコンは、冷たい風を出す機械です。(暖かい風も出せる)
それぞれに特性があるのです。
ラーメン屋さんでシャツのクリーニングをしてもらえるでしょうか?美味しいラーメンですよね、ラーメン屋さんは。
ホームセンターはバッティングセンターでしょうか?ホームセンターですよね?
つまり、特性なのです。
扇風機は風を起こす機械です。
そして、一番いいのは、エアコン+扇風機です。
そういったところで、扇風機の風を強くするのは諦め、、、もとい、扇風機の特性を生かす形でご利用いただくのが現実的ではないかと思います。