先日、とある電機メーカーの担当者様と打ち合わせ。
といっても、レンタルの打ち合わせではなく、当社の別業務である原稿作成のほうでの打ち合わせです。
その中で、空気清浄機の話が盛り上げりまして、興味深かったため、少し取り上げてみたいと思います。
担当者曰く、
「空気を清浄してくれるというメリットが断然目立つと思うんですけど」
とのことでした。
どんなデメリットが載っているのか聞いたところ、大きくは、
1,ランニングコスト
2,メンテナンスの手間
3,効果を実感できないこと
ということでした。
それを聞いて私はこの担当者が言う「そうじゃない」の意味がとてもよく分かりました。
一つずつ、デメリットではないということをお伝えしたいと思います。
ただし、当社は空気清浄機のメーカーや空気清浄の研究を行っている機関ではありませんので、あくまで、当社が取り扱う大型の空気清浄機をオフィスで利用する場合に、というのが前提となります。ご了承ください。
デメリットらしきこと その1「ランニングコスト」
空気清浄機の利用時のランニングコスト。電気代と消耗品の交換のことだと思います。
電気代は、1日(24時間)の使用で8円です。
消耗品は、フィルターの交換は、フツーに使っていれば10年に1回交換。プラズマクラスターのユニットは1日(24時間)使用し続けて2年に1回交換です。どちらも数千円レベルです。
たしかにランニングコストではありますが、どちらかと言えばメリットにカテゴライズされるくらい優秀だと思います。
デメリットらしきこと その2「メンテナンスの手間」
これは、メンテナンスがめんどう、つまり、フィルターにゴミがたまってきたら取り除く、その他定期的なお手入れがめんどうでネガティブだということだと思います。
たしかにお手入れがないほうが便利ではありますが、これをデメリットに入れたら、ご飯食べた後の食器洗いがめんどうだから、全部外食かウーバーか出前館で済ませようという感覚、あっ、ウーバーも出前館もゴミが出てそれを捨てるのがめんどうだからダメですね(笑)というふうに、それ、生活にならないぜ、ということかなと思いますので、デメリットに入れるのは少し無理があるように思います。
デメリットらしきこと その3「効果を実感できない」
効果を実感できないのがデメリット、は言い過ぎだと思います。
効果を実感するために空気清浄機を用いているわけではなくて、空気を清浄したいから用いているわけで、で、実際に用いたほうが、たとえば花粉やウィルスの飛散を抑えられるわけです。むろん、加湿器のように、「乾燥がなくなってきたねー」「のどや肌がうるおうねー」と、実感できるに越したことはありませんが、でもだからといって、実感できないのがデメリットになるかと言えばならないと思います。
総じて、いずれも、言わんとすることは分からなくもないけど、いずれも「それ言い始めたら何もできなくない?」「そりゃ家電を使っていたらそういうものじゃない?」というレベルであり、デメリット(=欠点、短所)とするのは言い過ぎです。
それよりも、空気清浄機の利用によるメリットがこれらのデメリットでないものを圧倒的に凌駕するため、空気清浄機は思いっきり使用したほうが良いと思います。
※導入部分は一部フィクションです。